
福島県内で火球の目撃情報が相次いだことで話題になっています。
リンク先のページで火球が実際に動いているところが分かります。
動画を見ると、福島県内にある福島空港(須賀川市・玉川村)の情報カメラにて撮影されているもののようですね。
夜空の中に青白い大きな光が下に向けて落下していくのが見て取れます。
福島県内で多くの人が目撃していて、同じ火球が様々な場所で確認できているということですね。
夜の20時前なので、起きている人が大半ですから車などから見つけた人も多かったのではないでしょうか。
今日の火球・ツイッター情報/火球は福島だけでなく全国の別の場所でも目撃
2023年2月28日19時57分35秒に流れた火球を、平塚の自宅から北の空に向けた広角カメラで捉えた様子です。北陸や関東の広い範囲で観測されました。散在流星の火球でした。 pic.twitter.com/8XPYO4kuER
— 藤井大地 (@dfuji1) February 28, 2023
神奈川県平塚市でも、目撃した人が動画におさめてくれていますね。
はっきりと斜めに大きな光の玉が流れ落ちていくのが分かります。
#火球
19:58頃、埼玉県鴻巣市にて火球を目撃
ドラレコの映像は白ですが、緑に発光してました pic.twitter.com/eTtVUSTW4d— 久保田大 (@magahakubota) February 28, 2023
こちらは埼玉県鴻巣市の方の映像です。
やはり同じものに見えますね。
今はドライブレコーダーを付けている人も多いので、車からの映像が多く証拠として残されているのでありがたいですねー。
2023/02/28 19:57:34頃、川崎から北西に向けたカメラに映った火球。大体北西方向。 pic.twitter.com/2IN2JIE1P9
— yama-san (@yama_san_desuyo) February 28, 2023
こちらは神奈川県川崎市からの映像です。
2023-02-28 19:57:34
流れ星長野県南部 北方向#火球 #流星 pic.twitter.com/OJY7Ssaomd
— 榊 (@saka339) February 28, 2023
こちらは長野県からです。
福島から長野までは200㎞以上離れていますが、はっきりと見て取れます。
流れ星や火球は上空100㎞前後のところでの現象と考えられているので、日本という場所からならほとんど違いは無さそうですね。
その他にも、大阪府内や石川県内でも同じタイミングで火球と思しきものを目撃した!というツイートが多くされていました。
火球とは何?流れ星とは違うの?
火球のニュースはよく目にするようになりました。
車などにカメラが取り付けられて、いろんな人が動画におさめることができるようになったり、空港などの広い施設からも動画として収められるようになったのが大きいです。
火球とはそもそも何でしょうか。流れ星は古くから聞いていますが、違いはあるのでしょうか?
結論を言うと、流れ星と火球は同じもののようです。
上空100㎞が宇宙との境目ですが、宇宙からの飛来物が大気圏との摩擦で輝く現象と考えられています。
飛来物の成分によって輝く色や大きさが異なるようですね。
今回目撃されたもののように、大きいものは火球、小さいものは流れ星。と表現されることが多いとのことでした。
火球は隕石の可能性もある?
今回は2月28日に撮影された火球でしたが、大半のものは大気圏に突入した段階で焼失するようです。
ただし、以前に千葉県の習志野市内で隕石が落ちてきたとニュースになったこともありました。
消失しきらなかったものは、地上にも落ちてくることが稀にあるということですね。
そんなものが直撃したら、命はないと思いますが・・・。汗
今回目撃された火球を見ると、ミサイルが飛んできたのではないか?と一瞬驚いてしまう人も多く、問い合わせや目撃情報として寄せることも多いんでしょうね。